2017.09.21

アートと医療

アート好きですか?

芸術の秋、到来ですね。 コマツです。
私は絵画がとても好きで、先日もわざわざ絵を見に行くためだけにパリのルーブル美術館へ行って来ました。
ウソです。本当は仕事で行った合間に、駆け足でルーブル美術館を回ってきました。

やっぱり「モナリザ」の微笑みには会っとかないと、ですよね。
ほとんどの人が、じっくり見ずパシャパシャ写真を撮って帰っていく中、私は立ち止まりじっくり対面しました。
やっぱり名画は存在感がすごいですね。他の作品とは格が違います。
ウソです。そんなこと分かりません。
どれだけの人が違いを分かるんでしょうか。

さて、みなさんは芸術が日本古来の医療として活かされてきたことをご存でしょうか。
これホントです。

西洋の医療にとらわれれず、様々なシーンで活躍されている東京大学医学部付属病院の稲葉俊郎先生(http://noth.jp/)は、日本独自の医療の歴史を遡っていくと、「美が医療の役割を果たしていた」ということに行き着き、「古事記や日本の古典では、かなしみや死などの受け入れがたいものをなんとか受け入れようとする時、和歌の交換がおこなわれたり、舞がはじまります。葛藤がいきなり美や芸術に昇華されてしまうんです。」とおっしゃっています。

また、京都大学こころの未来研究センターの 鎌田東二先生(http://kokoro.kyoto-u.ac.jp/jp/index.php)も「日本文化における心身変容のワザ」では、その核心は「歌」であり「詩」である。「詩歌は希望を見出す」とおっしゃっています。

おー、日本人すごいじゃないですか。
なんか豊かですね。
ずいぶんと久しぶりに百人一首でもしようかな。

違う意味でも、なかなか趣き深い感じ!

エロ百人一首は置いといて、日本古来からの知恵を活かしたサービス展開ができないかと準備中です。
出来るだけ早く、みなさんにオープンにできるよう進めてまいります〜!