2017.08.16

目に良いVR !?

ヘッドセットを装着し、画面と目の距離はわずか数センチで時に緊張してコンテンツを見続けるVR。12歳未満の子どもは斜視になる危険性から二眼では使用できないということもあり、目に良いという印象はありません。

しかし最近、全く逆転の発想とも言えるようなニュースが目に止まりました。

「VRが弱視の回復に役立つ 実験結果が公開」というものです。
VRを通じて視力障害を回復するソフトウェア

アメリカの医療系VR企業Vivid Vision社が開発した『Vivid Vision』は、VRを通じて視力障害を回復するソフトウェアで、すでに95のクリニックが導入しているとのこと。

弱視になっている目に多くの刺激を与え、利き目に与える刺激を減らすというシステムで、治療はゲームを用いて行い、弱視のほうの目でゲーム内の重要ポイントに集中するため、プレイヤーの脳が弱視の目から多くの情報を得ようとして視力が回復する仕組みです。

現在は成人向けの商品しかないようですが、今後も実験を行い子供向けの治療にも用いる必要があると考えているようで、それが実現すれば子供にとってこの上なく楽しい治療となりそうです!

大人でも病院通いというのは、面倒でおっくうなもの。VRを活用した治療が増えて、病院へ行くのが楽しくなるような日が早く来るといいですね!

個人的には、早く続きが見たくなるオリジナルVR映画orドラマなるものを、歯医者で見れるようにして欲しいです!一度キャンセルしてから面倒になって予約を入れず、未だ治療できていない箇所があるので・・・。

by Kimutomo