2017.08.04

絶対的なNO!? いえいえ、相対的な脳です。

毎日、暑いですね〜

夏大好きコマツです。

 

こう暑いと、海や川のことばっかり考えてしまいます。
実は私、最近スピアフィッシングにハマっておりまして。
え?スピアフィッシング知らないですか? すみません、カッコつけて言ってしまいました。平たく言うと、モリで魚つくやつです。

↑こんなやつ↑

自分で魚を獲った時の喜び。そして、獲った魚を焼いて食べる充実感。
波のように打ち寄せる幸せ、それはもう最高です!!
「人間として大地に立って生きてるぞ」って感じるんですよね。
(まぁ、水に浮いてるんですけどね)

 

あれ、伝わります??
先日社内で話してたら、なんか「あ〜、はいはい。」みたいな感じで共感してくれないんです。

ぽつ〜ん、です。

小学生か、みたいな目つきで見てきます。

早く会議進めましょう、という空気です。

 

・・・でもね。

僕は折れません!

 

本題に入ります。

僕は、もっとみんなが幸せを感じるためには、各々が「絶対的な価値観」を持つべきだと常々思っております。
だって、相対的に誰かと比べないと幸せを感じられないなんて、なんか嫌じゃないですか。最近、「SNSで他人の羨ましい生活を見て落ち込む人が多い」とかも聞きますよね。
もし相対的なら、江戸時代の穢多(えた)非人(ひにん)のように、社会に不幸な人が一定数必ず必要となってしまいます。
自分が自分のゆらぎない価値観で、幸せを感じていたい。

 

そんな話を、最近、神戸の研究所で脳科学を研究されている先生に呑みながら話していました。

僕  「人間は、他人に簡単に左右されない絶対的な価値観を持つべきですよね」(キリッ)
先生 「脳は相対的価値判断する唯一の臓器なんですよ。」
僕  「え!?」(おー、NO!)
先生 「胃とか肝臓とか相対的になれないから、現代の食生活に合わせられず、様々な病気が出てくるわけでしょ。一方、脳は非常に柔軟で相対的なんで人間、社会はここまで発展したんじゃないでしょうかね」
僕  「確かに、そうですね。。。」(シュン)
酔っ払いながら帰りの電車で考えました。
絶対的な価値観を持つのが難しいのは、脳が相対的だからか。
だとすれば、絶対的なものを求めるのは少し無理がありますね。
(昔、絶対音感を持っている人に、あなたは音痴じゃなくて無音感、って言われました。関係ないですね。)
そうか、逆にお金・経済という一つの価値観に縛られてきたのが今まで、これからはお金以外の多様な価値観を受け入れて行く、ということが大事。

・・・って、当たり前な話やな!

 

ヘーゲルの弁証法によると、世界は螺旋階段のように発展していく。
上から見たら同じ場所に戻ったように見えるが、横から見たら少し上に上がっている。
・・・と。

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で、ですよね、ヘーゲル先生(汗)!